こんにちは、はじめまして。リューさんです。
この記事では僕が基本情報技術者試験に合格した際の勉強方法や、試験会場にて気を付けるべきことなどを紹介していきます。
勉強方法の紹介
ステップ1
まず、基本情報技術者試験の参考書を一冊買い、それを毎日少しずつ読み込みます。僕は以下の「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者」を購入し、2カ月程度かけてすべて読みました。
この本を選んだ理由は、『網羅的に必要な情報がまとめられている』、『それぞれの章の後に理解度チェックのための問題がある』の2つです。実際に読んでみると説明に図が多く使われており、分かりやすかったです。
参考書の目的は、基本となる知識を頭の中に入れ、次のステップである過去問道場のための土台作りをする事なので、この本でなくても基本情報技術者試験に必要な知識がある程度まとめられている参考書であれば問題ありません。 書店等で実際に手に取り、よさげな参考書を探してみてもいいかもしれませんね。
ステップ2
次に、過去問道場である程度正解できるようになるまで問題を解きます。スマホでもできるので、隙間時間も有効活用してやりこみましょう。過去問道場には以下のボタンからアクセスできます。
過去問道場である程度正解できるようになったら、次はいよいよ午後問題対策です。午前問題は過去の問題が頻出することもあり、ある程度得点を取りやすいですが、午後問題は新出の問題が多いため一筋縄ではいきません。ただ、過去問を解くことで傾向はつかめますし、時間配分なども考えやすいです。
午後問題の勉強法もほとんど同じです。過去問を解きまくりましょう。過去問道場と同じサイトに過去問題解説があります。そこから過去問を5年分から10年分解きましょう。時間に余裕があれば10年分解いておくと安心だと思います。
基本情報技術者試験のメインの勉強法は過去問を解くことです。初見の過去問を8割がた解けるようになればだいぶ力がついてきた証拠です。
午後試験は難易度が急に上がるので、午後試験対策を始めた最初のうちは得点があまり出ず、迫ってくる試験日に絶望することもあるかもしれません。実際に、僕もめちゃくちゃ焦りました。ただ、それはみんな同じです。
過去問を解いて、間違っているところは解説を読んで理解するというサイクルを回していくうちに、どんどん力がつくと思います。頑張りましょう!
試験改正について
2020年度の春期試験から、ソフトウェア開発の問題の中にあったCOBOLの代わりに、Pythonが出題されます。また、情報セキュリティやデータ構造とアルゴリズム、ソフトウェア開発の問題の比重が重くなり、プログラミングなどに関する知識が無ければ少し難しい試験となっています。
特に、データ構造とアルゴリズムは基本情報技術者試験の中でも難しいので、自信がない人は過去問演習等でしっかりと対策しましょう。新たに出題されるPythonに関しては、プログラミング学習カテゴリにて勉強法を紹介します。
また、中古の参考書を購入する際も注意が必要です。改正前の参考書だと、新制度に対応していない可能性があります。そもそも、基本情報技術者試験は時代に対応した新しい用語が出題される試験ですので、できれば上で紹介したような最新の参考書を購入をおすすめします。
気を付けるべきこと
基本情報技術者試験は午前と午後に分かれており、時間がかかります。場所にもよりますが、大勢の人が受験し、近くのコンビニ等が混雑する可能性も十分あるので、事前に昼食と飲み物は買っておくのが吉です。
また僕は家の近くの大学で受験したのですが、大学は本当に広いですし、キャンパスも非常に多くあります。知らない大学やキャンパスで受ける場合は事前に十分に調べ、当日も余裕を持って到着するようにしましょう。
受験が終わった直後に有志によって解答が速報として発表されます。(少なくとも僕が受けた時は)もちろん、公式からではないため間違っている可能性もありますが、不安であれば答え合わせをしてみてください。合格者発表が試験日よりだいぶ後なので、不安を紛らわすのに役立つはずです。
最後に
基本情報技術者試験はエンジニアとしての基礎的な知識を問う試験で、就活にも役立ちます。あなたのアピールポイントにきっとなるはずです。ぜひ、受験してみてください。
Twitterでも日々プログラミングや就活に関する情報を発信していくので、僕のプロフィール欄からTwitterのフォロー等もよろしくお願いします。