プログラミング学習

小学校で必修になった『プログラミング』って?

学習する子供たちプログラミング学習

こんにちは。このリューブログを運営している、リューさん(@Ryu_programs)です。

この記事では、主に次のような方のために、小学校で必修になった『プログラミング』って?というテーマで小学校で学習するプログラミングについて紹介していきます。

  • 小学生のお子様がいるご家族
  • プログラミングが難しそうで不安に思われているご家族やお子様
  • 将来教職を目指している方

そもそも、プログラミングって何?

プログラミングとは、コンピュータを動かすための「プログラム」を作ることを意味します。

実はコンピュータは人間の脳とは違い、0か1の信号でしか命令を理解できません。従って、コンピュータに命令して思い通りに動かすためには、0と1の羅列で表現された命令(プログラム)を作らなければいけません。

しかし、そうすると今度は人間が理解しづらくなってしまいます。そこで、命令を人間が理解しやすい形で記述できるプログラミング言語と、プログラミング言語で書かれたプログラムをコンピュータが理解できる形に変換するコンパイラが登場しました。

現在では主にこのプログラミング言語によってプログラムが作られ、様々なシステムが開発されています。プログラミング言語の例として、機械学習やIoTなどに用いられるPython、組込みシステムなどに用いられるC言語等が挙げられます。これらはまた別の記事で紹介しますね。

Pythonの勉強方法
最近人気沸騰中のプログラミング言語、Pythonの紹介から、Pythonの勉強方法まで詳細に説明していきます。初学者向けの記事ですが、初学者はもちろん、プログラミング経験者でPythonをまだ勉強していない方に対してもおすすめできる内容です。

プログラミングってすごい難しそうだけど、大丈夫かな…?

リューさん
リューさん

大丈夫ですよ!小学校教育はプログラマーの育成ではなく、「プログラミングの考え方」を身に付けることが目的なんです!

たしかに、プログラマーになるための教育をするのであれば、必要な知識も膨大となりますし、プログラミング言語の基本的な記述の仕方や、コンピュータの構造なども覚える必要があります。

しかし、今回のプログラミング教育では論理的な思考能力問題解決力などの「プログラミングをすることで身につく力」を養うことが目的ですので、必要となる知識も少なくて済みます。

また、現時点では小学校の授業に新しくプログラミングという科目を作るのではなく、それぞれの科目でプログラミングを用いた授業を組み込む、といった形で学習するようです。

他にも、後で紹介しますがワイワイプログラミングであったり、LEGOの動作制御であったりと、面白くゲーム感覚でプログラミングを学ぶことができる教材も数多くあります。そのような教材を利用することで、子供たちだけでなく、大人も一緒に楽しくプログラミングを学ぶことができるのではないでしょうか。

小学校で学ぶプログラミング

小学校では主にScratchを用いて学習すると考えられます。文部科学省のページでもScratchでの教育実践事例が掲載されています。

Scratchは直感的にプログラムを作ることができるので、子供たちはもちろん、プログラミングを始めたばかりの人にもおすすめです。先ほど紹介した、NHKが作成しているワイワイプログラミングで詳しく紹介されているため、閲覧してみてください。

Scratchとは

Scratchはブラウザ上で、この写真にあるようなブロックを組み合わせることでプログラミングを行うアプリケーションです。日本語化もされていて、尚且つ無料であるため、プログラミング教育において非常に広く使われています。タブレット端末にも対応しています。

知識などは必要ないため、プログラミングの授業が始まる前にお子様と一緒にゲームなどを作って遊んでみてはどうでしょうか。スクラッチ公式サイトで作ることができます。きっと楽しめると思いますし、お子様のプログラミングに対する忌避感を無くす手助けになるでしょう。

気を付けるべきこと

僕の考えですが、プログラミングは自分で試行錯誤する中で学習するものだと思っています。ですので、お子様と一緒にプログラミングで遊んでいるときやプログラミングを教えているとき、お子様の分からないことに対して答えを教えてしまうのではなく、ヒントを言うようにしてください。

プログラミングには決まった答えがありません。同じ処理に対して、いろいろなアプローチがあります。試行錯誤の末に思い通りの動作をした時の方が達成感が得られますし、力もつくはずです。

また、プログラミングは楽しんで勉強することが大切です。他のどの教科にも言えますが、面白くないことに対しては苦痛であるだけで、やる気は出ません。「プログラミングって面白い!」と思ってもらえるような工夫をする事が重要です。

「プログラミングって面白い!」と思ってもらうためには

幸いにも、プログラミングは自分の書いたプログラムの動きが目に見えて分かるため、面白いと思ってもらいやすいです。

また、プログラミング学習のための教材も多くあり、家でも楽しみながら学ぶことができます。この記事では、それらの教材の中からいくつか紹介します。

例えば、この教材はLEGOでロボットを作り、プログラミングで動かすことでモノづくりやプログラミングを学ぶことができます。自分でロボットを作り、それを動かすような経験はなかなかできないのではないでしょうか。

こちらの本は、先ほど紹介したScratchでゲームを作りながらプログラミングを学習することができます。学校の授業の予習や復習にもなりますね。

遊びながら楽しく学ぶ!小学生のScratchプログラミング [ 石戸奈々子 ]

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このような教材を利用して、プログラミングで何かを作り上げる経験が、面白いと思ってもらうことの1番の近道なのではないかと思います。

他にも、数学や国語などにおける塾のような扱いである、プログラミングスクールを利用する方法もあります。無料体験等も行っているので、もし近くに教室があるなら参加してみてはどうでしょうか。

例えば、コンテスト実績No.1の本格スクール 小学生向けプログラミング教室【テックキッズスクール】では、東京渋谷校や大阪梅田校など場所が限られてしまいますが、プロにプログラミングを教えてもらうことができます。また、多くのイベントやコンテストなどにも参加できることも強みですね。

おわりに

この記事では、そもそもプログラミングとは何か、という話やお子様と一緒にプログラミングを楽しみ、面白いと思ってもらうための方法などを紹介しました。

もし質問等がありましたら、僕のTwitter@Ryu_programsまで連絡をください。Twitterでも日々の気づきや情報などを発信していくので、良ければフォロー等もお願いします。

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